ゲームは嫁と子供が寝てから。

嫁さんに怒られるのでコッソリ遊びます。

移転しました。

Star Mazdaはめちゃくちゃ疲れる

なぜ疲れるか?それは操作が緻密だからである。ベストなタイミング/距離/時間のレンジが狭い。0.1秒ステアを切るのが早かったら?ブレーキが1m手前だったら?シフトアップが遅れたら?――ライバルに置いて行かれるか、クラッシュするか、自分の未熟さに嘆くか。
なので緊張感がハンパ無い。オーバーテイクする時・される時、ミスは死を意味する。じゃあ気持ちを引いてマージンを取る?引けるわけないでしょう、勝たないといけないのに!シーズンの最初からレースが出来るのは今シーズンが初めてで、頑張れるだけ頑張って出来ればシーズン終了時にはいい結果を見たいと思ってるのでなおさら引けません!そんな気持ちで臨んだレースのレポートです。
スターティンググリッドは9番手。上位陣の予選タイムを確認すると、2:02台!2:03台!…私来るとこ間違えましたか?一瞬おじけづきそうになったが、「ということはSOFが高いはず。完走すればポイント大量GET!」とイヤラシイ気持ちで落ち着きを取り戻す。
ロケットスタートが決まる。1ポジションアップでT1を向かえ、さらに1ポジションアップするがT2で落とす。

周回を重ねるうち1台、また1台と上位陣がクラッシュしてリタイア。6位まで順位を上げる。安定してラップを刻みたいと思っていても、やはりレース中盤でミスが出てしまった。

シフトダウンをミスし、ブレーキが乱れアウトに膨らんでしまったところを刺される。
しかしここからは冷静だった。私のセットアップはストレートが伸びる。Road Americaは高速区間が2箇所ある。そこで絶対に抜き返す自信があった。だから低・中速区間は「ミスをしてもいい。後で絶対に取り返せる。」と落ち着いて走ることができた。強みがあるって素晴らしい。
コース後半の高速区間入り口で後ろに付ける。

先日大事故を起こしたポイントだが、失敗の積み重ねが私を大きくしている。もうここでミスは無い。スリップを十分に使って、

仕掛ける!

まだダメか。1周様子を見よう。
そして次も同じ場所で仕掛ける!またダメ。どうやら相手はかなりの腕の様だ。じゃあホームストレートエンドで仕掛けてやるよ!

これはもらった!

あ、あれ…強みが…強みが…。いや、このぐらいで心を折られてるようでは上には行けない。同じ周、後半のセクションでもう1度仕掛ける。

オーバーラップは十分!今度こそ!

相手がミス!何度もアタックされ辛かっただろう。しかしそれは仕掛ける私も同じ。今回はほんのちょっと私の強さが上回っただけ。また次もいいバトルをしよう。
レースは残りわずか。順位は5位。「表彰台欲しいなぁ」と思っていると、ファイナルラップで神様が少しだけ願いをかなえてくれた。4位の車がミスをしたらしく、最終コーナー手前で追いつく。

インを狙おうと思っているとビッチリ閉められた。ブレーキングで追突するかも?ラインを変える?いいや、このまま行ける!そして行けた!立ち上がりで加速勝負!!結果は…

0.044秒差で刺した!思わずVCで「YYYEEEEEAAAAAHHHHH!!!」と叫んでしまった。観戦されてたらと思うと恥ずかしい。でもそのぐらい興奮した。
ミスらしいミスはひとつのみ。バトルを制することも出来たし、最後まで集中することもできた。4位は上位陣のリタイアのおかげ、と言えるかもしれないが、完走することも強さのはず。それが出来た自分を誉めたい。
この結果チャンピオンシップポイントは95ポイントになり、現在所属Divisionで2位。トップとは9ポイント差だが、さすがにもう今週はStar Mazdaを走らせられる気力が無い。次週逆転を狙いたい。