ゲームは嫁と子供が寝てから。

嫁さんに怒られるのでコッソリ遊びます。

移転しました。

RACC Runoff初戦

今週からRACC Runoffが始まった。「RACCって何?」という方は詳しく説明されたこちらの記事を参照してください。早い話、”年に1度、一番速い国を決める”って事です。
オーバルのRunoffはSilverado@Michigan。つい先日も走っていた組み合わせなのでこれは行くしかない。
予選もこなし、23台中2番グリッドを獲得。

ポジションとしては最高だ。Runoffでも先日経験した燃費レースの時と同様、周回数は80周。真ん中で切った40周でも燃費に不安がある。さらにもしも作戦として30数周でピットする事になればさらにシビアになる。というわけでドラフティングでガスをセーブしつつトップを狙えるこのポジションは最高だ。
計画通り、前に1台置いたままでラップを刻む。

走りながら何度もガスの残量を確認する。40周は余裕を持って走れそうだ。ただしこの時確認した数字はドラフティングを維持し続けた場合の燃費なので、まだ先頭には出ない。#2がウォールにヒットして一瞬ペースを落として私が先頭に立つチャンスが生まれたが、それでも抜かず、3位につけていた#9を前に行かせる徹底ぶり。
28周目、ガスも十分かつ#9のペースが落ちてきたので前に出る。

後は40周目付近でのアンダーグリーンピットでかわされないようにリードを広げていきたいところ。1秒、2秒とギャップを拡大させていくが、35周目でイエローフラッグ
もちろんピットに入り、フルタンク・タイヤオールチェンジで出る。しかしこのタイミング…また燃費レースか!?と思っているとリスタート直後の40周目、後方の1台の単独スピンにより再度イエローフラッグ

今度はステイアウト。他のドライバーも同じ選択をしたようだ。
コーションラップで燃費を稼げたとはいえ、読みが甘ければラスト1周でガス欠!ということもありえるかもしれない。そこでリスタート後に再度#9を前に出す。この状態で、残量を確認しながら最後に仕掛けるタイミングをうかがおう…と思っていると3位の#3が非常にアグレッシブ!

我先に!というオーラを放ちまくりだったのでとりあえずパスさせる。トップの#9にも仕掛けて、かわし切れずペースを落とし、また仕掛けてペースを落とし、しょうがないから先に行かせてもらうとまた私を抜いて#9に仕掛けてかわし切れずに(以下省略)。
結局タイヤをダメにしたようで後ろに下がる。レースは54周目から私と#9の一騎打ちに。
私はひたすらコバンザメ作戦を遂行。燃費はもう大丈夫だが、コバンザメで稼げるのは燃費だけでなく、タイヤもセーブできる。ターンの進入で右フロントタイヤを削らないように慎重にターンイン。0.3、0.4秒ほどギャップが開いてしまうが、慎重に入った分立ち上がりはしっかり加速して、ストレート区間でドラフティングによりギャップは再び0.1秒に。これを永遠繰り返す。
さすがに#9もうんざりしたのか、もしくはガスがピンチなのか、時々わざとらしくアウトにラインを取るが、それでも私は抜かない。するとだんだん#9のライン取りもバラつきだし、インサイドに寄り切れなかったり立ち上がりでスライドが大きくなってきたりし始めた。

タイヤ、終わったね?

最後の総仕上げ。72周目で#9をパス。

温存していたタイヤをフルに使い切り、ギャップを1秒、2秒と広げていく。そして…1位フィニッシュ!!
Incもゼロ、作戦も決まる、そして優勝。最高です。